【広報活動?】 ふたりカフェ【親バ会?】 @ドッグカフェ♪ in 滋賀

2009年10月05日

その姿は見えずとも


先日のツアーに参加してくれたダックスのロンちゃん。
会いたかったロンちゃん。

画像で、彼女の瞳の白さや
視線のあいまいさにお気付きの方もおられたかもしれませんが、
彼女は目が見えていません。

それでもやはり、繁殖に使われていました。
もうえぇっちゅうねん…。ダッシュ (心の声)

いや、“目が見えていない事をわかった上で”と言うよりは、
そんな事を“確認すらしてもらえずに”と言うのが
正確なのかも知れませんが・・・。

8fbeb4ee.jpg

でも、風を感じて歩くこの姿を見て、
誰が彼女の過去に気付くでしょうか。

彼女は今、しあわせです。

繁殖場時代、当時従業員だった今のママに引き取られ、
ママの嫁入り先でのんびり暮らしています。

余分な使命など背負わされる事もなく、
かと言って特別扱いを受けるでもなく、
「ふつうの犬」、「ただの家族」としての犬生を掴んだロンちゃん。

それでいいと思います。
いや、それがいい。
私が求めているのは、きっとそんな形なのです。

f6155f39.jpg

目は見えずとも、
上手く障害物を避けて自由自在に部屋中を動き回る。

その姿は見えずとも、
声、匂い、気配…全身で感じて、何度でもママの元へたどり着く。

そのちからは、愛情であり、彼女の生命力。

“目が見えない事”が不幸なのではないと教えてくれています。

所定の位置の家具とは違って、
その時によって居場所が変わる同居猫さんには
時々、ぶつかっているそうですが…(笑)

78877e3e.jpg
ルイちゃんの農園にて。猫さんの気配でも感じた?


もう、彼女のようなコが、繁殖犬として働かずに済みますように…
そして、今はまだ埋もれている彼女のような繁殖犬が、
彼女のようにしあわせを掴めますように…

べっちゃんミシェルちゃんウィンちゃん
彼女らのようなコが絶える事がない世界だとしても、
全てのコに、「かわいそう」ではなく、
「良かったね」と言える日がきますように…。



にほんブログ村 犬ブログ 犬 里親募集へ
犬 他にも家族を待っているコたちがいます 犬




現在、推定で8歳のロンちゃん。

白内障も出てきていて、右眼に至っては緑内障も疑われます。

このように、加齢と共に出る症状・病気は仕方がないにしても、
それ以前からあった彼女のこの視力低下が、
遺伝性の病気や、生半可なブリーディングの産物だとしたら…

正式な診断名も知らないくせに、すぐにそんな風に疑ってしまうのは
私の考え方がおかしくなっているからでしょうか?


病気に対して…
詳しい知識はありませんが、
異変に気付いた当初はまだ弱視程度で何となく見えているようでしたから
進行性の網膜萎縮であると仮定すると、
それは「遺伝性の疾患」です。

ダックスのカラーブリーディングに対して…
ただ、ややこしくて難しいとしか知りませんが、
色素のごく薄い毛色に出やすい視覚障害だと仮定すると、
それは「人災」です。

偶然、とか たまたま、とか 運命とか後天性とか…
そんな考えが浮かばない私は、やっぱりおかしいのかもしれません。


まだ若い内から視力の低下が始まった彼女は、
とても綺麗で人気も価格も高い、「ピュアクリーム」色。(白に近いクリーム)

彼女のその美しい色合いが、どのようにして生まれたのか…
彼女の血統、両親やそれ以前の毛色がどうだったかは
知る由もありません。

もし血統書を見る事が可能だったとしても
偽造なんていくらでもたやすく出来る時代のものですから、
そんなものは何の目安にもならない ただの紙切れです。

産めよ増やせよで作られた彼女の仔や兄弟は、
全国に一体何頭いるのだろう…。
その孫や、夜叉孫は…。

みんな、元気に育ってどこかで愛されているのかな…?


自分が偏った人間である事はある程度自覚していますし、
常々書き続けていますが、私は愛護活動家でもなければ、
おそらくまだ 愛犬家ですらありません。

“仔犬が「商品」なら、「不良品」を作るな。
繁殖犬が商売「道具」なら、吟味して大事に使え。
愛情がないなら、せめて正しいプロ意識を持ってくれ…”

生体の展示販売禁止が不可能で
繁殖業の完全ライセンス化が非現実なのであれば、
愛護家でない私が望む事は、ただそれだけです。


at 21:10│Comments(15) ★幸せを掴んだ犬たち 

この記事へのコメント

1. Posted by さぶ   2009年10月05日 21:32
綺麗で かわいい瞳だね。
しおりさんの
言葉には 毎回 深く考えさせられてます。
何も知らずに・・・・・私も と思うと
反省しなければならない。
>“仔犬が「商品」なら、「不良品」を作るな。
繁殖犬が商売「道具」なら、吟味して大事に使え。
愛情がないなら、せめて正しいプロ意識を持ってくれ…”
ほんとだ・・・・この言葉は忘れちゃイカン{力こぶ}
一つの犯罪だよね。
2. Posted by サラ   2009年10月06日 19:56
いつも読み逃げでしたが、初めてコメントさせていただきます。
わが家に初めて迎えた里子ちゃんは、同じ病気で繁殖場からレスキューされた子です。
(ダックスです)
迎えてもうすぐ8ヶ月になります。
推定8才。
こんな子に繁殖をこの歳までさせて。
業者に抱く憤りは消えることがありません。
なのに、この子からはたくさんの幸せを貰っています。
しおりさんと同感です。
せめて・・・と、そう願わずには居られません。
話は代わりますが、比較的お近くなようです。
ご迷惑でなければ、信頼できるトリマーさんをご紹介して頂けないでしょうか?
一番はしおりさんにお願いしたいのですが。
よろしくお願いします。
3. Posted by ぷっぷ   2009年10月06日 22:38
こんばんは。
目の病気の多くは遺伝によるモノと聞いたことがあります。
ロンちゃんのはっきりとした原因は判らなくても
同じような病気を持つ子で、人間の汚い心の元で産み出された子は
たくさん居るはずです。
人間は「繁殖」なんて許されないのに、
何故ペットにはそのようなことを強いるのでしょうか。
生まれてくる命は犬も人間も同じ重さなのに・・・。
ロンちゃんはステキな飼い主さんに巡り会えて、
幸せな犬生を送られていますね(^_^)
早くウィンちゃんも同じような暮らしが出来るとイイですね。
4. Posted by りんママ   2009年10月06日 23:03
ロンちゃん、素敵な飼い主さんに出会え 毎日を楽しんでますねっ♪
素敵な瞳のロンちゃん(*~。~*)
ウィンクちゃんも素敵な飼い主さんと出会えますように!!
5. Posted by 一時預かり・しおり   2009年10月07日 13:24
>さぶさん{リボン}
私もかつては何も知らず、生後2ヵ月に満たないうちのコを
ショップから迎え入れた身ですし、それについては後悔どころか、
そのショップを経由しなければ出会えなかったのだと思うと
感謝したくなるほどなのですが…。
でも今となっては「仔犬」を「買う」ことは考えられません。
「●●犬の仔犬を飼いたい、どこで買えばいいか」と
相談を受ける事もありますが、正直私にもわからないです。
本当なら、仔犬を「商品扱い」している時点で
間違っているんですけどね…。
せめて、と願わずにはいられません。。。
>サラさん{リボン}
はじめまして{笑い}
いつも読んで下さっていたとの事、ありがとうございます{ラブ}
ロンちゃんは私が一緒に診察を受けた事がないので
網膜萎縮かどうかはわからないのですが…
サラさんちのダックスちゃんは、そうなのですね…。
しかも、繁殖に使われてきたと…。
やはり私が見てきたのが氷山の一角でしかないのだと再確認して
末恐ろしい限りです。。。
でも、今はもうしあわせを共有できる家族がいるんですもんね、
何も怖い事なんて無いと思います{ラブ}
トリミングに関しては、トリマーではないので
私が、と言う訳にはいきませんが{笑顔}{汗}
知人で、安心して任せられるトリマーはおります{笑い}{OK}
ただ、個人経営で送迎などは原則行っておりませんので、
お住まいの地域によっては遠方かも知れません。
一度メールにてご連絡先など、カンタンな基本情報をお教え願えますか?
折り返し確認してお返事致しますが…{笑顔}
chiwawan_mama★yahoo.co.jp ←★を半角の@に変えて下さいね{メール}
6. Posted by 一時預かり・しおり   2009年10月07日 13:43
>ぷっぷさん{リボン}
本当は、犬猫を「商品」扱いする事自体 間違っているんですよね。
でもこのご時世…建っては潰れ、潰れては建ち
命を扱うペットショップですら、スクラップ&ビルドの時代ですから、
さすがに小売り業を止められるとは思えなくて…。
誤解なく伝わればいいなぁと思いつつ…
「不良品」などと言葉にできてしまう私は、
生体の無償提供には反対ですし、
人と犬の命の重さが同じだとも思っていないんです。。。
現代の犬はもはや、人間が作り出した生き物で、
作り出した以上、健全な犬生を送れるように
その繁殖も人間がコントロールすべきだとも思っているので…。
商売だと言うなら、より良い商品を提供すべきなのに
売れ筋商品の増産にばかり力を入れる商売人が後を絶たないから、
色んな所に被害が出るのだと思っています。
ほんとうなら、「犬はかわいい」
たったそれだけのことでいいはずなんですけどね…(^^;
ウィンちゃんにも早く、ただただ愛情をくれる家族を見つけてあげないと{汗}
7. Posted by 一時預かり・しおり   2009年10月07日 13:45
>りんママさん{リボン}
お久しぶりです{ラブ}
昔からお世話してもらっていた人とそのまま暮らせて
ロンちゃんも環境が変わる不安が少しはマシだったろうと思います。
みんながこんな風になれればいいのですが…。
私もがんばりまーす{笑い}{汗}
8. Posted by サリーママ   2009年10月07日 20:33
今も、こうしている間にも、道具として使うだけ使われて、
人間の愛情も知らずに、闇に葬られるワン達が居るのでしょうね。
でも、こうやって心優しい人間の手を差し延べられたロンちゃん達は、
まだ幸せかも知れません。
この間も、NHKで、仔犬達が、1円オークションに出されている。
その裏側の世界の事を放映していました。
また、人から聞いた話では、ペットショップのオーナーが、
箱に入れられた子犬を一盛幾らで買って来るとか・・・
決して、命を粗末に扱ってはいけません。
周りの大人たちが、命の尊さを子供達に伝えなければなりません。
そして、お若いしおりさんのような、しっかりした考えを持った方が、
どんどん増えますように{キラキラ}{キラキラ}
飼えなくなったプードルは、無事に里親さんの元に婿入りしました。
テリアは、元気が良すぎて難航しておりますが、焦らずに良き
里親さんを見つけたいと思っています。
ご心配して頂き有難うございます{ラブ}
9. Posted by コタパパ   2009年10月09日 21:31
ロンちゃんと全く同じで、
うちの10ケ月のダックスも、ほとんど白に近いクリーム色。
やはり獣医さんには、目に遺伝的な障害があるとのことで、
そのうち失明すると言われました。
東京や大阪に目の専門の病院があるとのことなので、
網膜の手術でもなんでもして最後まで抵抗しますが・・・
ちなみに、足にも遺伝的疾患があり、外側に曲がっています。
そのうち手術をしないと、歩行困難になる可能性が高いとのこと。
きっとうちの子も、ロンちゃんのような色の子に、
無理にかけ合わせられて産み落とされたのでしょう。
繁殖者、販売者、消費者、この3者に対して、
生きものを扱うに値する、しっかりした法整備をしないと、
この不幸は永遠に続くでしょう。
心あるごく一部の人たちの愛情に、
社会がただ甘えている現状は本当に悲しい・・・
しおりさんのブログなどを通して、問題意識を持つ人が増えて、
ワンちゃんたちがニコニコの世の中を!
10. Posted by りんママ   2009年10月14日 15:05
コメント、ありがとうございました♪
涼しくなって過ごしやすくなった反面、風邪など体調管理には、お気をつけくださいね(#^-^#)
しおりさん、リンクさせて頂いて よろしいでしょうか・・・
よろしくお願いいたします。
 (ブログ、リニューアルしたので 新しい方へさせて頂きたいと思っております)
11. Posted by しおり@管理人   2009年10月20日 19:41
>サリーママさん{リボン}
本当に、いつもよぎる思いは「氷山の一角」。
特に、私が見てきた仔たちは先日お会いした時にお話ししていた通り、
管理状況がかなりマシでとても状態が良い仔たちばかりだと思います。
そして、とてもラッキーな仔たち。
まずは自分にできる事、したい事を、と
自分に縁のあった仔だけを対象に家族探しをしていますが、
それですらままならないので、動物愛護について正しく啓蒙するのは
まだまだ私にはできないなぁと思ってしまいます。
yuukiさんと言いサリーママさんと言い、
真家族に巡り会わせてあげられる速さにいつも脱帽するばかりです{汗}
12. Posted by しおり@管理人   2009年10月26日 12:42
>コタパパさん{リボン}
レスが遅くなってごめんなさい{すいません}
コタくん、肢の事は以前からうかがっていましたが、
視力の方にも異常が見つかってしまったのですね。。。
初めてお写真を見せていただいた時、
ものすごく綺麗なお色でお顔も可愛らしいのに、
その白さ、美しさに素直に感動できない自分が居ました…。
以前記事にも似たような事を書きましたが、
小振りのコや、珍しい色・キレイな色のコを見た時、
あとは、とても可愛らしい仔犬等をテレビなどで見た時に
いつも素直な感情より先に感じてしまう、
自分でも嫌になる感情があります。
遺伝性の疾患をもらって生まれてくる仔犬たちにも、
そんな仔たちの親犬にも罪はありません。
ロンちゃん達のような繁殖犬が支えて出来上がった現代、
こんな悲劇が今や「どこにでもある話」に成り下がっているのが
悪徳ブリーダーと呼ばれる人間のせいだけでないのがまた恐ろしい話で、
悪意がない代わりに意識も知識もない素人繁殖者が
どれほどの病気を連鎖させているかと思うと…自分の胸もまた痛みます。
責任ある愛育は、一代でいいと、
繁殖や生体の売買によって対価を受け取るのは
本当の本物だけでいいと、心から思います。
血の繋がりなどなくてもみんな「大事なウチのコ」なんですから…。
もし、視力を失う日が来ても、痛みがないなら
きっとコタくんはコタくんのままで
明るく元気に生きてくれると確信しています。
遺伝性の疾患があった所で、次世代に繋ぐ事なく
本犬に苦痛さえなければ、私はもう何でもいいんです。
コタくんはコタパパさんと出会えて良かったし、
コタパパさんだってもうコタくんのいない生活は考えられないですよね。
やっぱりコタパパさんにはコタくんが正解だったんだと
変な言い方ですが、思ってしまいます。
長々と書いてしまいましたが、これからも
コタパパさんが思われる通りに進んで下さいね。
13. Posted by しおり@管理人   2009年10月26日 12:48
>りんママさん{リボン}
リンク応援へのお申し出、ありがとうございます{すいません}
手作りでサイズがバラバラのバナーでよければ{汗}
こちらの記事(←クリック!)にありますのでお持ち帰り頂くか、
文字でのリンクでも記事のリンクでも、なんでも大歓迎です{ラブ}
ありがとうございます{キラキラ}
また新しいブログへもお邪魔させて頂きますね{音符}
14. Posted by まき   2010年12月27日 06:20
5 ホントに私も同じ思いです。偏った人でしょうか?まともな考えだと思います。皆 知らない事だらけなんだと思う。
15. Posted by しおり@管理人   2010年12月31日 23:55
>まきさん

同意していただけて嬉しいです

ただ、自分の思想を主張しようとする時、
理解してもらう為にはなるべく公平な視点、
“一般論”を念頭に置きたいと思っているので
“偏らない”というのはなかなか難しいと感じています。

コメントする

名前
URL
 
  絵文字
 
 
【広報活動?】 ふたりカフェ【親バ会?】 @ドッグカフェ♪ in 滋賀